ラパラのオリジナルフローターは、長年使われ続けている定番ミノーです。
シンプルな構造ながら今でも十分に通用する性能を持っており、初心者から上級者まで幅広く使われています。
この記事では、オリジナルフローターの特徴や使い方、サイズ選び、そして釣れる理由をわかりやすく解説します。
ラパラ オリジナルフローターとは
ラパラのオリジナルフローターは、フィンランド発のルアーブランドであるRapalaを象徴する定番ミノーのひとつです。
カウントダウン(Rapala CountDown)などの人気モデルと比べると目立つ存在ではありませんが、長年使われ続けている実力のあるミノーです。
もともとは創業者であるラウリ・ラパラが、実際に魚を釣るために自作した木製ルアーが原点となっています。
弱った小魚の動きを再現するというシンプルな発想から生まれたルアーですが、その完成度の高さから世界中に広まり、現在のラパラブランドへと発展しました。
現在では高性能なルアーが数多く存在しますが、オリジナルフローターは「基本を押さえたミノー」として、今でも十分に通用する性能を持っています。
オリジナルフローターの特徴
オリジナルフローターには、長年使われ続けている理由となる特徴がいくつかあります。
ナチュラルで弱々しいアクション
オリジナルフローター最大の特徴は、作り込みすぎていない自然な泳ぎにあります。
強いウォブリングではなく、どこか力の抜けたような揺れ方をすることで、弱った小魚をリアルに演出します。
この“弱さ”が違和感の少なさにつながり、スレた魚にも口を使わせやすくなっています。
フローティング構造による扱いやすさ
オリジナルフローターはフローティングタイプのルアーです。
リトリーブを止めるとゆっくり浮き上がるため、根掛かりを回避しやすく、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
また、流れの中でもコントロールしやすく、渓流や小規模河川でも使いやすいルアーです。
シンプルだからこそ安定して釣れる
内部に複雑な機構を持たないシンプルな構造も特徴のひとつです。
そのため動きが破綻しにくく、誰が使っても安定したアクションを出しやすくなっています。
最新ルアーのような派手さはありませんが、「きちんと泳ぐ」という基本性能の高さが、このルアーの強みです。
オリジナルフローターが釣れる理由
オリジナルフローターが長年使われ続けている理由は、シンプルな中に釣れる要素がしっかり詰まっているためです。
まず大きいのが、弱った小魚を再現するナチュラルなアクションです。
捕食対象として自然に見える動きは、魚に違和感を与えにくくバイトにつながりやすくなります。
さらにフローティング構造によって「止めて食わせる」ことができる点も重要です。
巻きを止めて浮かせるだけでバイトの間を作ることができるため、初心者でも扱いやすく結果につながりやすくなっています。
オリジナルフローターの使い方
オリジナルフローターの基本的な使い方と、実際によく使うテクニックを紹介します。
ただ巻き
最も基本となる使い方はただ巻きです。
一定のスピードで巻くだけで自然なアクションが出るため、まずはこの使い方から始めるのがおすすめです。
トゥイッチ
ロッドで軽くアクションを加えるトゥイッチも有効です。
ルアーに不規則な動きを与えることで、リアクションバイトを誘うことができます。
止めて食わせる
リトリーブを止めて浮かせることで、魚に食わせる間を作ることができます。
フローティングタイプならではの強みであり、非常に重要なテクニックです。
Mリグ
フロントフックを外し、代わりにナス型オモリを取り付けてシンキング仕様にする方法です。
通常はフローティングであるオリジナルフローターでも、ボトムを狙えるようになります。
根がかりを防ぐために、リアフックはダブルフックに交換しておくのがおすすめです。
この方法は応用的な使い方ですが、チヌ狙いなどで効果的で、今でも実際によく使っています。
オリジナルフローターのスペック一覧
オリジナルフローターの主なサイズとスペックは以下の通りです。
| モデル | 潜行深度 | 全長 | 重量 | フック |
|---|---|---|---|---|
| F3 | 約0.6〜1.2m | 3cm | 2g | No.12×2 |
| F5 | 約0.9〜1.5m | 5cm | 3g | No.10×2 |
| F7 | 約0.9〜1.5m | 7cm | 4g | No.7×2 |
| F9 | 約0.9〜1.5m | 9cm | 5g | No.7×2 |
| F11 | 約1.2〜1.8m | 11cm | 6g | No.6×3 |
| F13 | 約1.2〜1.8m | 13cm | 7g | No.5×3 |
| F18 | 約1.8〜3.3m | 18cm | 21g | No.2×3 |
オリジナルフローターはサイズによって重量や潜行深度が大きく変わるため、使用するフィールドに合わせて選ぶことが重要です。
オリジナルフローターのサイズの選び方
オリジナルフローターには複数のサイズがあり、「F5」「F7」といった表記で区別されています。
基本的な目安は以下の通りです。
- F5:小型魚や渓流向け
- F7:汎用性が高く、迷ったらこのサイズ
- F9:サイズの大きい魚を狙う場合
フィールドやターゲットに応じてサイズを選ぶことで、より釣果につながりやすくなります。
オリジナルフローターを実際に使って感じたこと
自分が使用しているのはF5サイズで、かなり小型のモデルです。
渓流のトラウト用として今でもよく購入しています。
小さいルアーながらもしっかりと泳ぎ、ただ巻きでもきちんとアクションが出る点は印象的です。
シンプルな構造ですが、しっかり魚にアピールできる力を持っています。
また、このオリジナルフローターは自分にとって初めて購入したルアーでもあります。
そういった意味で印象に残っているルアーですが、単なる思い出だけでなく、今でも十分に通用する性能を持っていると感じています。
オリジナルフローターの欠点
ナチュラルな動きでターゲットを魅了するルアーですが、ウエイトが軽いため飛距離はあまり期待できません。
この軽さはデメリットでもありますが、見方を変えればメリットでもあります。
自重が軽いぶんキャスト時の衝撃が小さく、ルアーの破損が起こりにくいという特徴があります。
そのため、渓流のように岩盤や障害物が多いフィールドでも、リップの破損やアイの変形といったトラブルが起こりにくい点は大きな利点です。
まとめ
ラパラのオリジナルフローターは、シンプルながら長年使われ続けている定番ルアーです。
- ナチュラルなアクション
- 扱いやすいフローティング構造
- 安定した基本性能
これらの要素が揃っているため、現在でも十分に通用する実力を持っています。
派手さはありませんが、「基本を押さえたルアー」として一つ持っておいて損はありません。



