正直に言うと、このトビーはまだちゃんと投げたことがない。
ただ、それでも手元に置いておきたくなる理由がある。
この独特な形状と質感。シンプルなのに妙に存在感のあるデザイン。
いわゆる『釣れるルアー』としてではなく、ひとつの完成された道具として惹かれるものがある。
気づけばこうしてキーホルダーにして持ち歩いているくらいには、気に入っているルアーなんだなぁ。投げたことないけど。。。
ABU トビーとは
ABUのトビー(Toby)とは今もなお世界中で愛用者が多くいる歴史ある名作スプーンである。
正確に言うと今はABUではなくAbu Garciaとなっており、現在発売されているトビーはABU時代の復刻版となり形状も異なる。
もちろん名作であるのはABU時代のものであり現在のAbu Garcia製のトビーは本来の魅力が消えていると感じる。
とはいえ、現行で発売されているトビーももちろん釣れるルアーであることは間違いない。
見分け方は裏面を見れば一目瞭然。

Abu Garciaと書かれていれば復刻版、ABUと書かれていればオールド。
これだけの知識があればOK。
刻印の違いから制作年がある程度わかるようになってるみたいだが、詳しくないことは書けないのでトビーの歴史?についてはまたの機会に。
ちなみにトビーの丸パクりルアーは多数存在する。
かつてはあのダイワまでもがハーレーというかっこいい名前でトビーのパクりルアーを出していたほど、このルアーの影響は大きいのだ。

左がダイワのハーレー 右がアブのトビー
しかもどうでもいい豆知識を一つ付け加えると、スウェーデンのメッルム川(Mörrum River)の畔にはトビーのモニュメントが建てられている。
こんなルアー古今東西どこを探してもないだろう。
たびたび盗難未遂にあってるそうで、今は別の場所に隠されてるとかなんとか。。
気になる人は検索してみてほしい。
サイズとカラーラインナップについて
トビーには複数のサイズとカラーラインナップが存在する。
特にカラーについては古くからあるルアーなので廃盤になったカラーも多くあると思われる。
サイズ
同じ長さなのに重さが違うものは薄さが違います。
| 重さ | 長さ |
|---|---|
| 4g | 4.4cm |
| 7g | 5.7cm |
| 10g | 5.7cm |
| 15g | 7.5cm |
| 18g | 9.0cm |
| 20g | 7.5cm |
| 28g | 9.0cm |
| 40g | 9.0cm |
| 60g | 11.5cm |
今でも中古市場を見てみると7~15gくらいのオールドのトビーは結構流通しているので現在の入手難易度は高くないと思うが、オールドは徐々に姿を消していくだろう。
60gのトビーはなかなか見ないので見かけたら即買いでキーホルダーにでもしておくつもりですわ。
カラー
カラーは著作権の関係上画像を他サイトからパクって載せられない。
なので現行品に関してはアブ公式を確認してもらうのが一番だろう。
下記公式サイトを確認してみてくださいな。

リンクが切れていた場合は問い合わせからクレームを入れてくれれば修正するから教えてくださいな。
公式のこういったリンクはすぐにURLが変わったりするから一応対策はしてるが気づくのが遅れることがあるんですわ。
トビーで狙える魚種
ルアーを1つだけ持って目隠し状態で飛行機に乗せられ、どこの国かもわからない土地で釣りをしなければならないとなったら迷わずスプーンを選ぶだろう。
それくらいスプーンは何でも釣れる。らしいw
先ほど紹介したがトビーはサイズが4.4cm~11.5cmまで用意されている。
つまり一般的にルアーで釣れる魚を狙う場合、トビーで釣れない魚はいないと言っても過言ではない。
ただ、ジギングで狙うような深い水域に生息してるような魚をスプーンで狙うのバカげている。
それぞれのターゲットごとに使いやすいルアーがあるので無理にトビーで釣ってやろう。なんて馬鹿な真似はやめておいた方がいいだろう。
とはいえこのルアーで1匹でも魚を釣ってあげなければルアーとして生まれ来た金属片がただの金属片で終わってしまうのも確かである。
かつてはキーホルダーになる前まではインセンスホルダーとして使ってたトビー君。これじゃあまりにもかわいそうである。

ということでいったんこの記事書きを中断して近所の漁港でトビーを投げてきた。
トビーの使用感
俺の持ってるトビーは10g
PE0.8号で軽くなげるだけでたぶん50mくらいは飛んでくれるが夜なので着水地点が全く見えん。
ボトムをゆっくりただ巻きしたいけど、浮いてくるようなのでボトムを感じることもなく仕方なく岸壁のスリットにはいってるであろうチヌ様を狙って再チャレンジ。
結果は無。何も釣れん!
足場が高いのもあり巻くと浮いてくる。
狙ったレンジのコントロールが難しいというか見えないのでどうなってるのかもわからなかった。
3月27日とはいえ、夜はまだ肌寒くコンビニに行くような恰好で出てしまったので寒くて早々に撤退。
初めてトビーを使ってみたが、今回の様に夜に岸壁から投げても見えないし、どう動いてるのかもわからないので次回はちゃんと水面から近いところから投げてみようと思う。
まぁ使ってみた感想は当たり前だが飛ぶ。飛べば何かしら釣れるだろう。

