ボーマーのロングA(BOMBER LONG-A)というルアーの凄みを知ってる人はどれほどいるのだろうか。
古参のアングラーであれば一度は手にしたことがあるだろう。
しかし、コロナ禍でルアーフィッシングデビューした人は投げたことがない人が9割以上だと思う。
私はこのルアーが好きすぎて卒業論文はロングAをテーマに書いた記憶がある。それくらい好きなんだ。
ボーマー ロングAとは
ボーマー ロングAとはBOMBER社から発売されている非常に歴史のあるプラスティック製のミノーで、浮力が高くジャークベイトとして使うのが一般的だ。
非常に歴史があると書いたが、ボーマー社自体は1946年に設立されたと潮来釣り具センターのサイトに書いてあったので間違いないだろう。
潮来釣り具センターを知らない人の為に補足するとあのミラクルジム(村田基)の店だ。
このロングAは国産ルアーの様に薄っぺらいプラスティックでできていない。
分厚いプラスティックでできてる為ちょっと岩盤にぶつけたくらいでリップが割れたりボディにひびが入るようなことはない。
オーストラリアのバラマンディ釣りではロングAを持っていってないと現地ガイドが険しい表情をするくらい、バラマンディ釣りでは王道のジャークベイトミノーだ。
20年くらい前の話なので今はもっといいルアーがあるのかもしれないが、とにかくオーストラリアでこのルアーの凄さを知ってから日本でも投げるようになった。
と言ってもオーストラリアで投げるサイズは15Aと16Aと呼ばれるサイズで、今回紹介するような13Aはほぼ使われることはない。
ロングA 13Aの特徴
ここからが本題で、先ほどジャークベイトミノーと記載したが、この13Aに関してはジャークベイトとかミノーといったそういう分類には当てはまらない。という人もいるし俺もそう思う。
なぜなら他のサイズとは異なり、サイズの割に厚みがありミノーとは思えないほどケツをブリブリ振って魚を誘うのだ。
これはもうクランクベイトとかシャッドに近い動きでミノーというには無理がある。
あと、残念なお知らせだが、すでにこの13Aというモデルは廃盤となっており、現在ショップで出回っているものはほとんどが復刻版モデルとなる。
反射板
ロングAの内部には反射板が入っているタイプがある。
この反射板がとにかくまっすぐ入ってないことが多い。
国産ルアーであれば不良品として扱われるが、アメリカンルアーではこれを味と呼ぶ。
サイズについて
さっきから14Aとか13Aとか何のことを言ってんだ!?って人もいると思うのでここでサイズについて明記しておく。
ロングAのサイズを相手に伝える際に、ロングAの6.5cmとか8.5cmなんて言い方はしない。
すべてのサイズに数字がついてるんだ。
つまりこういうこと
| サイズ | 長さ | 重さ |
|---|---|---|
| 13A | 6.5cm | 4.72g |
| 14A | 8.89cm | 10.6g |
| 15A | 11.9cm | 13g |
| 16A | 15cm | 24.5g |
| 17A | 17.78cm | 45.52g |
数字が小さくなればサイズも小さくなると思っておけばいい。
ここに書いたウエイトはフローティングの場合で、サスペンドやシンキングはまた異なる。
種類について
実はロングAは通常フローティングモデルなのだが、シンキングやサスペンドモデルが存在する。
さらにボーマーからではなくエクスカリバーというプラドコが立ち上げたブランドがありそちらからもロングAが発売されている。
プラドコとは何ぞ??って思う人は深く考えなくていい。
エクスカリバーモデルのロングAはバスプロのサインが入ってるとでも思っておいてくれ。
また、復刻版のモデルやロングビルタイプやジョイントタイプまである。
おまけに発売時期によってリアアイがヒートンモデルとエイト管のものがあり数を数えだしたらキリがない。
ロングA 13Aのカラー
ロングAのカラーだが、特定のサイズにしかないカラーがあって、俺は全知全能の釣りバカではないのでどのサイズにどのカラーがあるのかはっきりわからない。
だから、今手元にある13Aのカラーのみまとめていく。
数がちょっと多いのでこちらの判断で勝手に分類分けしておいた。
反射板入り

カラー名:XS104

カラー名:XSIG(エラのピンク色は前所有者が塗ったもの)

カラー名:XSIOKCHP

カラー名:XCHO
反射板(ホログラム)入り

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:
反射板無し

カラー名:XBS

カラー名:XRT

カラー名:XBP

カラー名:XM7

カラー名:729

カラー名:431

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明
エクスカリバー ロングA ケビンバンナムオートグラフモデル
エクスカリバーのロングAのカラー名が全く分かりませんでした。

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明

カラー名:不明
同じカラーであってもアメリカンルアーの特徴で全く異なる表情を持っている

アメリカンルアーはコレクターにとって沼そのものなので集めるならメガバスとかラッキークラフトのような日本製にしておいた方がいい。
ロングAの偽物の見分け方
ロングAの偽物は複数存在します。
パクったのか、それとも偶然似た形になったのか真実はわかりませんが、中古で購入する際は偽物を掴まされないように注意してください。
HalcoのLAZER 70は色を見れば一目瞭然です。
あとはリアの部分にLAZERと書かれてるのでまだわかりやすいです。
あとはコーモランのフォルテも一見するとロングAのレアカラーか?と思ってしまうほど瓜二つなのですが、こちらもエラ部分を見比べてみればわかると思います。
コーモランのフォルテはエラの部分が段差になっているのでこの部分で判別が可能だと思います。
自分も最初はヤフオクで『限定アユカラーパッケージ未開封』とかで出品してる奴から購入したことがあります。
届いた商品を見てみるとコーモランのフォルテでした。
さらに見るとパッケージは開封されておりホッチキスで止められていたので完全に狙ってやってます。
ご注意ください。
ロングAの使い方
ロングAはジャークして使うのが一般的です。
ただ、13Aに関してはそうじゃないと思います。
私の使い方はただ巻きとストップ&ゴーのどちらかでトゥイッチとかジャークは入れません。
最初に書いたようにクランクベイト的に使うのがおすすめです。
ストップ&ゴーは効果的で巻いて止めた時に浮力が高い為ブリブリ浮いてきます。
ここでターゲットの魚が見に来るので、水面についた瞬間にまたすぐ巻いて潜らせます。
魚からすれば水面に浮いている魚はそれ以上上には逃げることが出来ない為、水面近くにあるルアーが最もバイトするのに都合がいいタイミングなんだと思います。
そんなタイミングでまた潜るそぶりを見せると反射的に口を使ってしまうのではないかと思います。
まだヤフオクやメルカリで1000円~2500円くらいで購入できる。
もしタックルベリーで数百円で売ってるのを見つけても、買わずにそっと戻してほしい。
俺が買う!
……と言いたいところだが、見つけたら迷わず確保してほしい。
それくらい一度は投げる価値があるルアーだ。


